4/4 贋警官を撃退した東洋人 ビジャソン

前日はフフイのYHAに宿泊。3段ベッドx3=9人部屋のドミトリで、40ペソ。会員は35ペソ。同質でベッドバグの存在が明らかに!!なんかここ最近いいこと無いです orz
朝、フフイを出発。今日はラキアカという、アルゼンチンとボリビアの国境に行きます。バスでの道中にウマワカ渓谷があり、さまざまな色の奇岩群を望むことができます。



ラキアカに着いたときにイヤーな予感はしていたのですが、ボリビア側の街(村?)はビジャソンというところで、予感は確信に変わりました。ここらではカードが全く使えません。そしてATMもありません。現金のみが力を発揮する古代都市(汗。正直、ここでは参りました。僕の腹積もりでは、このままボリビアを横切って ウユニ塩湖→ペルーのティワナコ に抜けることを考えていましたが、僕はほとんど現金を持たずに旅をしているので(アホですねー…)、当然バスのチケットも買えず、今日の宿代にすら困る窮地に陥りました。
ここでもナオキさんが大人になってくれたおかげで、融通が利きましたが、一人ではニッチモサッチモ行かない状態に陥っていたと思います。

このビジャソンでは、面白い出会いがありました。宿を探してウロウロしていると、「泊まるトコ探してるんですか?」と、日本語が…。そこには黒ジャケットを着た若者が。名は“ジュンペイ”さん。大学生。一人25ボリーバ(300円くらい?)の宿を紹介してもらいました(嬉 



ジュンペイサンは警察からの帰り。なんと前日に贋警官に財布を盗られそうになり、2対1の不利な状況にもかかわらず、格闘の末に財布を奪還したそうです。ジュンペイさんは見た感じ、そんなイカツイ感じではないのですが…。犯人は8年の懲役だそうで、犯人の奥さんが釈放を求めてジュンペイさんに書類へのサインを求めて何度かやってきていましたが、ジュンペイさんは当然無視していました(笑 ジュンペイサンはその後バスに乗って、別の街に旅立っていきました。犯人グループからの復讐があるかもしれないので、バスでの移動中に提供される食料には絶対に手をつけないよう、警察から言われたそうです。

リアルに、こぇーょ!

人事では無く、ジュンペイさんを見送った後は、ジュンペイさんと一緒にいた僕らも狙われる可能性があり、そそくさとバスターミナルを離れ、宿に戻りました…。

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