1. わはは。

今日中にアスンシオン(パラグアイ)にたどり着くつもりで、
YHAをチェックアウトしたのが午前10時ちょっと前。
長い間お世話になりました(汗


脳内行程では…
プエルトイグアス(アルゼンチン)→シウダデルエステ(パラグアイ)1時間
シウダデルエステ(パラグアイ)→アスンシオン(パラグアイ)7時間
という時間割。
どーせアルゼンチンからパラグアイ国境でイミグレがあったり、バスに置いて行かれたりするんだから(汗

と。

で、実際はどうかというと、
待てど暮らせど、一発目のシウダデルエステ行きのバスが来ない…。
12時になってもバス停にバスが来ない…。
バス停に併設のカフェに張ってある時刻表だと1時間に1本はあるはずなのに…。
そして、再び頭上には雷雲…。

なぜ?


時刻表を“上から”見てみると覚えたての単語が目に入る
Lunes(るねす ん、月曜ね)
Sabado(さばど ん、土曜ね)
つまり月曜から土曜までの時刻表ね。

ん?今日は何曜日?にちようび?

どみんご?

えっと、どみんごの時刻表は?
ここにないって事は、どみんご特別運行なんだよね、きっと。

はぁ~、全く予定がたたん。
シウダデルエステは治安面であまり留まりたくないんで、このまま強行突破してもご利益ないよね~。

てことで、また再びYHAに戻るの図。
もう1日お世話になります(汗汗

4/24 動きますよ~ プエルトイグアス

長らくお休みをいただいてましたが、
HP/MP(この場合、ヘルス/マネーか?)ともに回復しつつあるので、そろそろ動きます。
ここから先は、ウユニを目指して移動しようと思います。

コレまで滞在したところは、治安いいし、インターネット使い放題だし、風呂もトイレもちゃんと機能するし、スーパーも24時間営業のコンビニも(使わなかったけど)近いし。

快適だったなぁ~♪

プエルトイグアスには結局16日間という長期滞在!このYHAで僕より長く滞在している人は、1人しか居ません。旅行者としては僕もその人も主の域です(笑

バス停から近いし安いので、色んな人が出たり入ったりしました。僕は初めからずっと安い6人部屋に居たのですが、この部屋で日本人とも何度か一緒になりました。大体僕よりも若いのですが…、まぁアラウンド30でまとめさせてもらいます(汗 「色んな」と括りましたがその内訳は、

  • 彼女から逃げてきてる(日本人)
  • 人類分類学者(ポーランド人)
  • 大道芸人(スペイン人)
  • 親子(オランダ人)
  • 泊まり逃げ(日本人)
  • 主(僕が入ったときには既に宿に馴染んでいた)

以下、若干の詳細をば。

彼女から逃げてる日本人は、彼女ともども南米を旅行中で現在は別々に行動中。南米で働き口を探しているそうです。もう日本には帰らないとか…。

人類分類学者は、ポーランドとアルゼンチンに家があるそうで、夏~秋を求めて南米とヨーロッパを行ったりきたりしているそうです。彼も現在の彼女(韓国人)から逃げているそうな…。話し方が落ち着いているけれど、セックスの話が大好き。まぁ、セックスの話はどうでもいいとして、彼の暮らし方は参考になります(笑

大道芸人には、棍棒でお手玉(?)を習いました。意外に面白くて、思わず熱中。2,3時間やったら2本までならできるようになりました。主にスペイン語だけど、英語も話す。

オランダ人親子は…、息子が高校生くらいかなぁ…。まぁ、面白い組み合わせだったので印象的。

泊まり逃げの日本人の人!、そいうのやめてくださいね!同室のこちらが迷惑ですから!

主は、スペイン語しか話さないので意思の疎通ができないのですが、アルゼンチンの人ではないようでした。

4/18 払わんとイカンでしょ! プエルトイグアス

なんだか、昨日/今日はこの宿に日本人がワンサカやってきます。

昨日同室になった日本人男性(若い)はここでブラジルでのビザを取得してブラジルへ抜けるそうです。写真とかあればここでビザ取ることもできるんですね…。歩き方には「その日に発行される」的なことが書いてあるのでしょうか。その方はその日に発行されなかったために、ここに一泊する羽目になったと言っておられました…。翌日、お昼過ぎにその人と挨拶をして、彼は宿を後にしたわけですが…

その後、僕が部屋でパソコンをいじっていたら、宿の人が部屋に来て、
「アレ、も一人の日本人は?」 と聞くので
「え、もう行っちゃったよ?」 と返事をすると、
「エェー、まだ宿代もらってないのに!!」 と。

えぇ~、
も~、そういうのやめようよぉ~。
ちゃんと宿代払おうよ~。
南米品質の信頼性低いからって、それにあわせることないのに…。

ということで、
昨日から4日分の宿は前払いしました…(汗

4/17 忌避 プエルトイグアス

鋭意滞在中の現在の宿で、唯一気に入らないところ、

そ・れ・は、蚊が多いこと。 (>_<)
発生源はプールだと思うんですが…。
アト、ブヨも居ることが分かった。

蚊取り線香も売ってはいるのですが、6時間しかも持続しない上に、煙のにおいがあらゆるものに付着するというおまけがつくので、どうしたのものか考えあぐねていたところ、

webですばらしい方法を見つけました。
それは、柑橘類の皮を体にこすり付けるという原始的な方法!柑橘類の皮に含まれるシトロネールという成分が有効なのだとか…。
早速、近所のスーパーでオレンジを購入。2個で$1.5(≒35円)エコロジー且エコノミー。こいうの大好きです(笑 

で、実践してみたところ、ホントに蚊が寄ってこない!!!
こいつはスバラシイ!!!コレで今日からゆっくり寝られそうです(嬉

4/16 長居の宿 プエルトイグアス

語学研修を兼ねて、
まだしばらくプエルトイグアスに滞在します。
webで習ったスペイン語を、隣の人で即実践(笑
コレが海外留学の強みですよね!?
Como esta?


こんなところで停滞してます↓


YHAのテラス 兼 キッチン。二日に一回バーベキューが催されます。


プールもあります。




プエルトイグアスのバスターミナル交差点を東に向かって進むと、右手にあります。

ホームページとかもあったり。

プライスリストには、YHA会員価格が$30で出ていますが、理由は分かりませんが僕は$25で良いことになっています…。

4. Re:馴染んでるナァ

今日はここに来てから初めて曇り空。
うっかり雨でも降りそうな感じでしたが、午後には持ち直しました。

朝食の後は、勉強の続き。
お昼が近づくと近所のスーパーに行くのが日課になりました(汗

午後からは蚊と格闘しながら
チャットしたり、
漫画(ノダメ、はじめの一歩、ワンピース いずれもデジタルデータ)読んだり、

ダラダラ過ごしてます(幸

4/14 停滞中のスペイン語学習 プエルトイグアス

今日ここに至って、

「この有り余る時間を使って語学学習してはいかが?」

と、思い立ちました。
はじめは学校に通ったほうがいいかな、とも思いましたが、ここはお得意のインターネットを駆使して教材を探してみました。(最近調子に乗っているので、)英語ベースでスペイン語の教材を見てみると、結構質の高い物が出てくるんですよ♪

で、手をつけたのが、コレ↓
「SpanishDict」
無料!!!(←大事)

各10分程度の動画の教材が大量にあり、動画ごとに出現する単語の練習や、フレーズのデクテーションがあったりして、かなりの完成度。まだ、スペイン語始めたばかりで、教材の良し悪しはマッタコ分かりませんが、割と効率良く勉強できそうです。 単語が全然分からない(例えば“卵”とか)のは結構凹みますが、がんばって覚えます!がんばれ>自分の脳みそ!

4/13 それでも停滞 プエルトイグアス

そろそろ、
南米の「旅」というのをやめて、南米の「生活」に変わってきそうな感じが…。

なんだか知りませんが妙に蚊が多い気がします。YHAにプールがあるのですが蚊の発生源はこのプールじゃないかと疑いが。近所のスーパーに蚊取り線香(日本と同じ形状!!)があったので、今夜はこれをつけて寝てやろう。 蚊が媒介する病気に、ひそかにビビッテいる今日このごろです…。

4/12 まだまだ停滞 プエルトイグアス

特に新しいとぴっくすはありません。
見事なまでに食っちゃ寝の生活です。
<(_ _)>


あ、
これがうわさの“沈没”ってやつですか?


諸悪の根源は、アルゼンチンのクセに宿代が安いのに加えて、インターネットが無料で使えること(←人のせい) 街もなんだか安全だし。とても居心地が良い。

今月一杯居たろうかなぁ。

4/11 しばらく停滞 プエルトイグアス

特に何日間というのは決めていないのですが、
このYHAが、とても安くて居心地がいいので、
しばらく停滞するつもりです。

4/10 ついにイグアスの滝! 

 

YHAなので朝食がつきます。ここではコーヒーにジュース一杯、パン2個(バター、ジャム)が提供されます。

今日は3日越しの念願(笑 イグアスの滝見物に行きます!!! 支度を整えてバスターミナルへ向かうと、バス会社のオバちゃんが国立公園息のバスを教えてくれました。往復10ペソ。この時点で国立公園の入場料がはっきり分からなかったのですが、“まぁ全部で50ペソ(1500円)位あれば行けるんじゃない?”と考えていましたが、大アマでした。なんと国立公園の入場料85ペソ(約2100円)!!!!!ナンじゃそりゃ!宿代3日分強飛びました(滝汗 

公園入り口でいきなり心を折られましたが、滝は前評判どおりスゴかったです。僕は先に下流の滝の上/下段を見て、最後にアルゼンチン側のクライマックス“悪魔ののど笛”を見学しました。


写真でこの迫力をお伝えできないのがホントに残念です。

4/9 ブラジル国境で追い返されたナリょ!! シウダーデルエステ→プエルトイグアス




今日は久々にまともな朝食(笑 果物もたくさん食べれたし、満足!!

支度を整えて宿を後し、近所のスーパーでマテ茶を買ってみることにしました。すごいたくさん種類があるのだけれど、スペイン語が読めないため全く違いが分かりません(汗。 僕はとりあえず250g入りをパッケージ買い。60円くらいでした。

スーパーを出てから商店街の喧騒を抜け、あまたのタクシーの客引きを回避しつつ、パラグアイの出国スタンプをもらい、橋を渡ってブラジルへ渡ります。この橋は“友情の橋”と呼ばれていて、多くの人たちが国境を越えて買い物をしにやってきているようです(そんなにべらぼうに安いとは思えませんが、それを補って余りあるほどブラジルは物価が高いのでしょうか…)。橋は広くて上下あわせて4車線+2歩道。自動車やバイクが絶え間なく行き来しています。歩いて渡ると10分弱くらい掛かるでしょうか。とても広い川です。茶色くにごっていますが、これがイグアスの滝に流れ込む水になるようです…。

左がブラジル 右がパラグアイ。


さて、ブラジル側にたどり着いて入国のスタンプを押してもらおうかと、キョロキョロしていると、後ろから係官(警官?)が英語で声を掛けてきました。どうやらパスポートを見せろというので従うと、ビザが無いとブラジルへは入れられないと言い始めました。“ハイ、メンドクサイことになってきました”一日だけでもダメなのかと聞いても“ダメだ”の一点張り。「パラグアイでバスに乗り、ブラジルを素通りしてアルゼンチンに抜けるなら構わない」とのこと。勝手が分からないのでこれ以上の問答も無駄と判断。どうやらブラジル側のイグアスは諦めるしかなさそうです。と、同時にナオキさんとも、ここでお別れです。中途半端な別れの挨拶を交わし(汗 ナオキさんはブラジルへ、僕はパラグアイへ向けて歩き始めました。
パラグアイに到着後、係官に言われたとおりアルゼンチン行きのバスに乗り込み、ブラジルを通過。再度のアルゼンチン入国を果たします。行き先はプエルトイグアスという、アルゼンチン側のイグアスの滝の拠点となる町。
ターミナルを出るとすでに時刻は16時。今日これからしばらくは諸事情により動けないため、この街にしばらくステイすることになると思います。ちなみに滞在先はターミナルから程近いYHA.ドミトリ一泊がなんと驚きの25ペソ(YHA会員価格、600円くらい)。インターネットも使えるし、スーパーも近いので長居できそうな感じです♪

4/8 エンカルナシオン→シウダーデルエステ

8:00バスで出発。今日はシウダーデルエステという、ブラジルとの国境の町を目指します。ナオキサンとはこの街でお別れの予定。曰く、15日に日本に帰り、牛丼を食べるそうです(笑 
エンカルナシオンからシウダーデルエステまでは6時間の予定で、ほぼ予定通りの14時到着。エンカルナシオンはパラグアイの国境で、アルゼンチン、ブラジルと接しています。イグアスの滝見物に都合のいい場所に当たり、ブラジルと比べると物価がはるかに安い(歩き方参照)そうで、露天が所狭しと並んでいてかなりの活気を感じます。
ターミナルから市街地までは歩いて移動。ターミナルは幹線道路に近く、尋ねながら移動すれば比較的簡単に市街地へ抜けることができました。“歩き方”の地図には中華料理店が掲載されていて、久々の米を食べたいということもあり、最後の食事ということで行ってみる事に。
しかし時間は恐怖のシエスタ真っ最中 orz
と、言うことで予定を変更して、一緒にシウダーデルエステに一泊して、「最後の晩餐」を楽しむことにしました。行ったお店は「中華飯店」結構立派な佇まいに、“ドレスコードとか無いだろうな…”と、警戒しつつ店内に入ると、木曜日の早い時間ということもあり、ガラガラ…。しかしとてもおいしい。そして量が多い。メニューの多くが“グランデ(大)”と“ピッケーの(小)”で選べますが、ピッケーのでも1.5から2人分はあるかと。二人でたらふく食べて、一人1500円程度で済みました。



この日泊まったところはインターネットが使え、朝食も出て一人100000グアラニ(およそ2000円)ですが、今回はナオキサンと2人部屋を取ったので180000グアラニ(約3200円→一人1600円)で済みました♪

明日はブラジル側のイグアス見物に行きます!テレビ等で最近良く見るので、どんなものかこの目で確かめてきたいと思います!!“歩き方”曰く、日帰りの滝見物ならビザは不要というのを信じて…。

4/7 ポサダス到着 ポサダス→エンカルナシオン

8:30、定刻から15分遅れてポサダスに到着しました。
シンカマ車に乗ったナオキさんは8:00に到着予定。“9時までに落ち合う。9:00を過ぎて落ち合えない場合は任意に行動”ということにしていました。ターミナルを一通りめぐってみましたが見当たらないので、まだ到着していないのかもしれません。9:00を過ぎ、10:00が近づく頃には“もしかしたらナオキさんは僕より先にポサダスに到着して、都合の良いバスに乗り継いで、どこかに旅立ってしまったのかもしれない…”と思うようになりました。10:00を過ぎて、さて、これからどうしたものかベンチで考え始めた頃、ナオキさんは現れました。曰く、早朝にバスを乗り換えさせられ、それが遅れに遅れたそうです。さすが南米品質、シンカマ車の乗客に対するサービスも容赦ありません(汗
ポサダスから市バスに乗り、パラグアイへ向かいます。国境を越えてエンカルナシオンという街に行きました。

国境からエンカルナシオンへの市街地へはバスもあると思うのですが、僕らは歩いて行きました。たらたら歩いて2時間ほど。5~6Kmほどでしょうか…。道は単純なので、尋ねながら進めば迷うことはありませんでした。
今日はバスターミナル直近のホテルにステイします。一寸歩いたところにスーパーもあって、割合便利。値段的には1500円くらいでしょうか…。

国境を越えた直後に、大きなスーパーがあり、水と食料を購入。国境を越えた直後に物資を購入できる点はカードが優れていますね♪“カードと現金をバランスよく使うことが旅を成功させる秘訣”と、いろいろなところで書いてありますが、現金をいくら持っていればいいのか、カードの使用枠はどれくらいがいいのかは判断が難しいですよね…。

川を挟んで向こうがアルゼンチン、 手前がパラグアイです。


2. Re:そうそう。

以下、チョー初心者がお送りする

“南米行ったこと無い人向け”のプチプチ情報です。


これまで、チリ、アルゼンチン、ボリビア、パラグアイに立ち寄った経験から
南米初心者の自分は、次の2点に驚きますた。


トイレに行くと…

  1. 紙が無い!!
  2. 紙をトイレに流さない!!
  3. ユニットバス


1.について:紙は非常時に備えて常に2~3回分を携帯必須。パスポート、金の次に大事なものとしてウエストポーチに入れておきます。トイレットペーパー1ロール分がいつも荷物に入っているので、結構邪魔(笑

2.について:使用後は、便器のすぐそばにおいてあるクズカゴに捨てます。南米のトイレットペーパーの品質は日本ほどよくは無いため、水に流しても多分溶けません。そのため下手を打つとトイレが詰まって大変なことになるそうです。僕は下調べしてなかったため、あるデパートの公衆トイレで初めて認識しました。

3.について:これは日本感覚のユニットバスではなく、何かもう、便器の上にシャワーがついてます。これは…。もちろんシャワーカーテンなんてありません。あたり一面べちゃべちゃになります(汗

まぁ、それもこれも、1週間で慣れます

4/6 ターミナルでの野営の顛末 サルタ→ポサダス

仰々しいタイトルですが、たいしたことはありません<(_ _)>
ターミナルでの野営は、恐ろしく寒かったというだけのことです。ナオキさんはビジャソンで買った毛布、僕はLAN航空でパクったブランケットをそれぞれ被り、寝るとも無く寝ていたら朝になりました。周りには同じようにしているバックパッカーや旅行者など居て、特に危険等は感じませんでしたが、一人では怖いかもしれません(汗

朝9:00ごろ、ちょっと気分転換に近くのメルカドに行ってみることにしました。インフォメーションでスペルメルカド(スーパーマーケット)は何処かとたずねたのですが、どうやら「メルカド」の部分しか聞き取れなかったようで、たどり着いたところは鮮魚や生肉が並ぶ、ホントに“市場”でした orz 生肉化って帰ってもなぁ…。カードも使えないし…。
けど、
これはこれで面白いので、歩き回ってみました。すると、マテ茶のセットを発見。これまでも行く先々で気にはなっていたのですが、小洒落た(面白い)ものが無かったので手控えていたのですが、ここでどうしてもほしくなり買ってしまいました…。サルタの待ちはとても綺麗で、公園がとても広い。メンドーサに似た感じで、街全体が整備されている印象を受けました。

15:00、定刻どおりバスに乗り込み、ポサダスへ向けて出発!



4/5 ビジャソン→ラキアカ→フフイ→サルタ

朝、標高が高い(3700mだそうです)せいか、シャワーを浴びるだけでも一苦労です(笑
軽い朝食を済ませて、ビジャソンの町(村?)を散策することにしました。ここはアンデスの文化が色濃く残っている(“歩き方”より)ところで、おみやげ物もそれらしいものがたくさん並んでいます。ナオキさんは日本で南米の商品を売る仕事を考えていて、ためしの商材を物色して回っていました。
宿代もさる。ことながら、物価が安い。手のひらサイズのスナックが2ボリ(26円)。目の前で絞ってくれるオレンジジュースが3ボリ(39円)。贋警官もいるかもしれませんが、結構いい人率も高い感じがしました。物価のついでに言うと、ジュンペイさんいわく、バスの値段も交渉次第でディスカウントがあるようです(汗





例によって、ラキアカのバスターミナルまでは歩き。僕はこの先のたびに備えて、現金を調達することを考えます。そのためにはカードの上限などの問題から、5日ほど先日泊まったフフイに滞在しようかと考えました。が、フフイへの道中、この足でアルゼンチンとブラジル国境に近いポサダスという街に行くことにしました。このポサダスの周りにはいくつか世界遺産があり、また、イグアスの滝にもアクセスが容易と思ったためです。
が、
フフイのターミナルでフフイ行きのバスを探しますが、見つけることができず、仕方ないのでその1つ南の都市“サルタ”まで行くことにしました。サルタへのバス発射時刻は19:15.おそらく今日中にポサダスに向かうことは無理でしょう…。

ということで、ポサダスに21:00到着。ここはこれまで南米で見たターミナルで一番綺麗なターミナルです!警備も行き届いていて、一目で“ターミナル泊”決定(笑 珍しく構内のカフェも24時間やっていて、本当に近代的と思わせるターミナルでした。







ターミナルに着くと早々に、バス窓口を当たって、ポサダスへのチケットを申し込み。サルタ-ポサダス間はセミカマで204ペソが最安でしたので、僕はそれを購入。しかしナオキさんは間違えてシンカマを選択してしまい、240ペソのチケットを購入しました。明日は別々のバスに乗って移動です。出発時間は明日の15:00!!ターミナルで18時間待ちです(汗 が、何かそれも、たいしたこと無くなってきました(笑

4/4 贋警官を撃退した東洋人 ビジャソン

前日はフフイのYHAに宿泊。3段ベッドx3=9人部屋のドミトリで、40ペソ。会員は35ペソ。同質でベッドバグの存在が明らかに!!なんかここ最近いいこと無いです orz
朝、フフイを出発。今日はラキアカという、アルゼンチンとボリビアの国境に行きます。バスでの道中にウマワカ渓谷があり、さまざまな色の奇岩群を望むことができます。



ラキアカに着いたときにイヤーな予感はしていたのですが、ボリビア側の街(村?)はビジャソンというところで、予感は確信に変わりました。ここらではカードが全く使えません。そしてATMもありません。現金のみが力を発揮する古代都市(汗。正直、ここでは参りました。僕の腹積もりでは、このままボリビアを横切って ウユニ塩湖→ペルーのティワナコ に抜けることを考えていましたが、僕はほとんど現金を持たずに旅をしているので(アホですねー…)、当然バスのチケットも買えず、今日の宿代にすら困る窮地に陥りました。
ここでもナオキさんが大人になってくれたおかげで、融通が利きましたが、一人ではニッチモサッチモ行かない状態に陥っていたと思います。

このビジャソンでは、面白い出会いがありました。宿を探してウロウロしていると、「泊まるトコ探してるんですか?」と、日本語が…。そこには黒ジャケットを着た若者が。名は“ジュンペイ”さん。大学生。一人25ボリーバ(300円くらい?)の宿を紹介してもらいました(嬉 



ジュンペイサンは警察からの帰り。なんと前日に贋警官に財布を盗られそうになり、2対1の不利な状況にもかかわらず、格闘の末に財布を奪還したそうです。ジュンペイさんは見た感じ、そんなイカツイ感じではないのですが…。犯人は8年の懲役だそうで、犯人の奥さんが釈放を求めてジュンペイさんに書類へのサインを求めて何度かやってきていましたが、ジュンペイさんは当然無視していました(笑 ジュンペイサンはその後バスに乗って、別の街に旅立っていきました。犯人グループからの復讐があるかもしれないので、バスでの移動中に提供される食料には絶対に手をつけないよう、警察から言われたそうです。

リアルに、こぇーょ!

人事では無く、ジュンペイさんを見送った後は、ジュンペイさんと一緒にいた僕らも狙われる可能性があり、そそくさとバスターミナルを離れ、宿に戻りました…。

2. Re:気をつけて!!

朝7時過ぎ、フフイターミナルに到着しました。ここはアルゼンチンの北端に位置していて、ここから北はボリビアになります。

フフイ到着後、預け荷物を見たたところ、バッグの鍵が掛かっていなかった部分を漁られており、高校以来使っていたペンケースと、手帳の予備のリフィルを盗まれました。こんな金目のものでないものまで盗られるなんて、なんか残念…。
アルゼンチンのバスに関して言えば、荷物の預け入れ受けや取りの際、なぜか地元の若造がバスのトランクルームに乗り込んで、荷物の上げ下げをしてチップを要求することが、多々あります。どうやらこの連中が荷物を漁っているようなので、預け入れ荷物の鍵は厳重に掛けておく必要があります。深夜にバス停に止まらないバスのときは安心なのですが…。一緒にバックパックを預けていたナオキさんは、携帯電話と充電器を盗まれていて、前日の受付の対応とあわせて、怒り心頭でした。ちなみにバス会社はANDESMARです。

最近面白い写真を撮る機会がありません。というか、カメラを出すのが怖いです… orz

4/2 20時間のバス移動です! メンドーサ→フフイ

支度を整え、フフイへ向けて宿を後にします。メンドーサ-フフイは夜行バスで20時間の距離。11時発のバスに乗り、翌7時に到着予定です。
市街地は月曜日の朝にもかかわらず、のんびり。この街は過去の地震で一度壊滅したそうで、その後都市計画に基づいて再構築されたそうで、たくさんの公園があって綺麗な町です。宿代以外は気に入りました(笑

面白い写真がありません。ごめんなさい<(_ _)>

4/1 メンドーサ到着 ホントにメンドイな

46時間のバスの旅の後、メンドーサ到着。僕は、宿が安ければメンドーサに2,3日滞在しようと思っていました。ナオキさんは続いてサンサルバドール・フフイという場所へのチケットを入手。このチケットが後にドラマを生みます。ターミナルを出て宿を探しますが、どこも高い!ようやく見つけた安いところでも40ペソ(およそ1200円)。これでも一番安い宿。10軒近く回ってそれが最安だったので、今日はここにステイすることに決定。そして、宿代が高いため、僕も翌日のバスで、ナオキさんと同じフフイへのバスを買うことに決定(笑

早速ターミナルまで出向いて、僕の分のチケットを買うことにしました。ナオキさんのチケットを見せながら“これと同じものをくれ”的なことをカウンターのおばちゃんに言ったところ、「このチケットはサンサルバドル・マッサへ行くチケットよ」と。
「は?」と言ったのはナオキさん。
“サンサルバドール”と頭につくので、申し込むときにどちらかが間違えたのでしょう…。日本ではこの時点で予約のミスということで変更やキャンセルが“無料で”出来ると思うのですが、ここは南米、アルゼンチン。そこもしっかりお金を取ります(泣 なんだか分かりませんが、マッサからフフイへ行き先を変更するために、なんだか知りませんが30ペソ支払わされる羽目に…。やはり意味が分かりません…。

ここで再び、以前の標語が頭をよぎります。
「南米は 絶対必要 再確認」
多分、商売する側もわざとじゃないんです。

もうそこは、
“出来ない子を相手にしている”という意識を、こちらが持つしかないんです。

最近、ようやく、
そう思えるようになって着ました。





3/31 脅威の46時間移動中!!

注:タイトルに“移動中”、とありますが、他が着の日記を本にデジタル化しているので、バス中でのリアルタイムの更新ではありませんので、あしからず。

今日は移動日です。3/30の18:00から今日の11:45バスの中にカンヅメ。チケットによると、この後、2階建て部分から1階部分へ引越しです(笑 1階はシンカマと呼ばれる一等車。椅子は180度倒すことが出来て、確かに極上です。なのですが、なぜか頭上に荷物を置くことが出来ず、足元に置くことになるため、結果的に広さはセミカマ(二等車)とあまり変わらないという…。これも良く分からない仕様(笑 しかも椅子の背もたれが高く、映画の画面も見えないという、ちょっと頭が痛い設定(泣

なんだかアルゼンチンのバスは、いいもの使ってる割に、それを使いきれてないというのが、これまでの感覚です。

3/30 リオガジェゴス→メンドーサ

今日は昨日のダブルブッキング分を何とか売ることが出来ないかと、ターミナルで朝から営業活動してみましたが、ダメでした(泣 アルゼンチンでのチケットは記名してありますが、これまで特に調べられたことがないので売れると思ったのですが…。本当にいい勉強になりました。今後はカードが使えるかどうか“イチイチ確認してから”チケットを買おうと思います。

リオガジェゴス行きのバスはとても狭く、昨日の失敗のせいもありとても疲れる旅になりました。リオガジェゴスについてから、早速メンドーサまでのチケットを申し込みますが、「本日分はすでに売り切れ」と言われました(汗 が、他の窓口で問い合わせると、秋があるという。どうなっとんじゃ…。南米のバスシステムは良く分かりませんネ…。ひとつの窓口でダメでも、他の窓口に行けば席が取れたりするという、いい例になるかと(笑 
リオガジェゴスのバスターミナルは、ウスアイアへの行き帰りで降りているので、勝手が分かっています。近くのスーパーで買い物をしてメンドーサ発のバスの時間まで待ってました。

3/29 メンドーサ メンドイ…

明日のチケットをブッキングしにターミナルへ。ナオキさんと2人でメンドーサまで行くことにしました。

日付、行き先、座席、共にいつもどおり指定して、いざ支払いの段で問題発生。なんとクレジットカード払いが出来ないときた。300ペソおよそ9000円。そんな大金、現金ではもってない僕。メンドーサへ行くには、 カラファテ→リオガジェゴス→メンドーサ というルートしかないということが分かっていたので、“じゃぁ、他の窓口でリオガジェゴスまで買って、リオガジェゴスでメンドーサ行きを買えば良いんでしょ?” ということで、速攻で、別の窓口に行き、リオガジェゴス行きのチケットを購入。ナオキさんはそのままもとの窓口でメンドーサまで購入。僕の分はキャンセル、という手はずにしました。

が、

元の窓口で問題が拡大していました…。なんとカラファテ→リオガジェゴス分が「24時間以内の出発分ということでキャンセルできない」と言われ、強制的に支払わされる羽目に…。まだ買っても居ないチケットがキャンセルできないなんて…。スペイン語が達者なら何とかうまく切り抜けることが出来たかもしれませんが、僕はもちろん、ナオキさんもそれほど達者ではなく、仕方なく日本円で1800円ほど、支払いました。つまり僕はカラファテからリオガジェゴスまでのチケットを2枚買ったことになります(泣 ちくしょぅ!

この悔しさをバネにしてスペイン語を勉強して、取り返したいと思う今日この頃。

3/28 悠久の氷河 カラファテ

ベンチ泊@カラファテ、熟睡した気がするんですが、1時間に1度目がさめる感じで、大して寝ていないのかもしれません。今日はちょっと雲がありますが、南米に来てから一番穏やかな天気です。ターミナルから外へ出ると朝焼けが綺麗でした。昨日の残りのパンと、ジュースを飲んで行動開始しました。



まずは荷物を預けるべく、宿を探しから。インフォメーションがしまっていたのですが、ナオキさんが持っていた「迷い方」に、ターミナルから近い宿が乗っていたので、まずはそこを目指します。が、部屋が空いていないとのこと。教えてもらって程近いところに宿を見つけて聞いてみると、全然ガラガラでした(笑 ここに二晩滞在することにして、旅の荷を解きます。

今日はここから近い氷河を見に行きます。すでにウスアイアでバスのブッキングを済ませているので、ターミナルに戻ってバスに乗り込みます。予約時に対応してくれた係員お勧めの、一番前の席。道中、ここからの眺めがとてもいいそうです。が、運転席にサンシェード(と言うんでしょうか)が掛かっていて、結局前が全然見えませんでした(汗 昨晩の寝不足もあってか、道中非常に眠くなり、ずっと寝ていました。
目が覚めると、国立公園の入り口に到着。ここで入園料の徴収があり、ナント驚きの高額75ペソ。オィオィ、3泊分じぇねぇかょ…。しぶしぶ支払い。
程なく行くと、小高い展望台で一度、5分ほど展望させてもらえ、次に氷河を間近に見ることのできる展望通路入り口に下ろされます。ここでは帰りのバスまで3時間ほど時間がとられます。ここからはクルーズ船も出ているのですが、50ペソと高額なこともあり、僕を含む数人は展望通路だけで楽しむ選択をしました。コレはコレでよかったとおもいます。



氷河は思っていたよりも雄大で、時々氷が割れる音が聞こえたり、湖に崩れ落ちるさまを見ることができます。誰も見ていなくてもここの氷は出来たり崩れたりを繰り返しながら、ここの地形を作ってきたんだなぁと思うと、時間的、空間的そして量的なスケールの大きさにゾクゾクします(笑 



40~50分に一度くらい、氷河の先端が崩れ落ちるのですが、その度に周りの観光客からは歓声が上がっていました。気温はそれほど低くはなくて、階段を上り下りしていると汗ばむ程度。氷の近くなので風はそれなりに冷たいですが、天気がいいせいもあり、とても気持ちのいい時間をすごすことができました。

今夜は自炊です。マーケットに行き材料を買い込んできました。
「何かの」ひき肉と、にんにく、なす、セロリ、トマトx5を煮込んでソースを作って、パスタやご飯に掛けて食べます。命名「パスためし」(笑)


3/27 さらば最果ての街 ウスアイア→リオガジェゴス→カラファテ

朝、3:30に目覚ましよりも先に目が覚めました。一応目覚ましはセットしたのですが、ちゃんと動作するのかどうか不安でしたが、目覚ましより先に目が覚めたので必要ありませんでした。僕の体内時計結構正確(笑 食堂へ行ってみるとすでに支度を整えた人が二人座っていました。5時のバス(ウシュアイア発はコレしかない…)で出発するためにみんな早起きです。出発準備の途中、夜着けていた耳栓が無くて困りましたが、毛布の間から出てきました。コレ、いつか旅の途中でなくすと思う…。宿を出発してバス停に着くと、すでに多くの人が集まっていました。5時過ぎ、バスに乗り込みウスアイア出発。これから12時間掛けて再びチリとアルゼンチンの入出国を繰り返しながら、アルゼンチンのリオガジェゴスを目指し、リオガジェゴスからは氷河を見るため、カラファテへ向かいます。

さらば南の最果て。

3/26 クルーズ @ウスアイア

朝3時起床。昨夜のビール1ℓが効いて、トイレが近い、というか若干気持ちが悪い。朝食までの時間はテレビを見ていました。

朝食後準備を整えたら港へ移動です。今日はペンギンアザラシツアーに参加!昨日予約したショップへ行き、税金?6ペソを支払い、乗船券をもらいます。数刻後、ガイドさんに連れられて豪華客船に乗船!して、その豪華客船を横切ってから、隣の30人乗りボートに乗り込みます(汗。


 
東に行けば南極クルーズの航路となり、今回はその出発点をクルーズします。海から見るウスアイアはとても綺麗でした。





残念ながら、ペンギンは見ることが出来ませんでしたが、ペンギン“ポイ”鳥がたくさんいました(汗



ちなみにめっちゃ居ますw




クルーズから戻ると宿屋で教えてもらった郵便局で、ウスアイアのスタンプを(公式の)パスポートに押してもらえます。こんなことが出来るんですね…。



街を散策した後で、スーパーに買出しに行って自炊します。ナント、1Kg近い牛タンが300円ほど。牛タンスープにしてみました。早い時間から調理を開始したこともあり、じっくり煮込むことが出来て、とてもおいしかったです(嬉

3/25 トレッキング @ウスアイア

朝、一番に目覚め。というか3時に目が覚めて眠れないため4時頃からコンピュータをいじり始めました。母からGmailアカウントでメールがあったので、実家のコンピュータが不調から回復した模様です。コレでネットがつながる環境であれば、チャットをすることが出来ます。

今日は近くの山(マルティある山脈)までトレッキングに行く予定です。朝の天気は小雨。雨の中の行軍はオーストラリアで散々やったのですが、南米で、気温の低い中やるのはちょっと萎えます…。雨の祟り再びって感じでしょうか…。
9時、準備を整え、宿屋を出発です。が、直樹さんがレインウェアを持っておらず、街で安いものを探してみることに。アウトドアショップはたくさんあるのですが、どれもブエノスアイレスからの空輸ということで高価な商品ばかり…。聞くところによるとウスアイアは南米でも1,2位を争う物価の高い土地だとか。そりゃ船で海峡渡ったり国境越えたりしなきゃならない土地であれば、当たり前か…。




インフォメーションで山へのバスを聞き、乗り合いバスに乗車。トレッキングコースの入り口まではおよそ15分程度で、往復15ペソ。
いざ、トレッキングの開始。幸い雨は上がりましたが、トレッキング道は砂利道で急勾配。スニーカーのナオキさんは結構苦労してました。道中、下ってくる人と挨拶を交わす中、終点までの時間を聞くと1.5hくらい掛かるとのこと。今13時。16時にトレッキング道の入り口まで戻ってくれば同じバスで市街地まで戻れるとのことなので、トレッキングの往復でちょうどいい時間。途中、背後を振り返ると、眼科にはウシュアイアの街の向こうに南極に続く海と、その向こうには雪をかぶった山々が見えていました。




頂上には言われたとおりの1.5hほどで到着。結構な勾配の坂道が続いたため汗をかいていましたが、風が冷たくすぐに寒くなってきました。頂上では頭上尾に広がる山頂と、背後に広がる海のパノラマに圧倒されます。スケールが大きすぎるため、距離感がおかしくなります。空は雲が切れ始め、次第に晴れ間が見え始めましたが同時に風が強くなってきました。15分ほど休憩した後、帰路につきました。

市街地に下りてきてからは、スーパーによって買い物をして帰りました。今日はこのたび始まって以来の自炊です(嬉 材料は鶏肉ソテー&米。 とてもおいしくいただきました♪



3/24 リオガジェゴス→ウスアイア

7:00 バス中で目覚め。



目覚めてから最初の懸念事項(目覚めてすぐに懸念事項が在るのもナンですが…)は、8:00発のウスアイア行きのバスに果たして乗れるのか。コレです。7:45、バスは未だに舗装されていない道路をノロノロと走っていたり、なんだかよくわからない関所で止まったりしていて、こっちのソワソワは全く気にしていません。ま、当たり前ですが…。結果、リオガジェゴスについたのは定刻どおりの8:15.オイオイ大丈夫か!?と思いながら窓の外を見てみると、ターミナルにはウスアイア息のバスが!!!おぉぉ~まだ居るぅ~~!!!それ!そのバスに乗るぞょ~~!ということで、急いで乗り換え。10時間のバス移動の後、即12時間のバス移動開始。もう正直、移動時間はどうでもよくなってきました(笑

乗り換えのために“数歩”リオガジェゴスの待ちを歩きました(笑
印象は、「寒い!」 お終い!

乗り換えは非常にスムーズで、8:00発というのがウソのようにみんなマッタリしていました。席に着くと程なくしてバスは出発。すぐさま入国審査のカードが配られます。ウスアイアは現在居るアルゼンチン領なのですが、ここにたどり着くためには、現在のアルゼンチン領から一度チリに入国。海峡を渡ったところで、再度、アルゼンチン領に入らなければ、たどり着くことが出来ません。



この、バスの道中で、日本人旅行者ナオキさんと知り合いになりました♪

ウスアイアに到着したのは19:30頃。予定より30分ほど早く到着です。早速直樹さんが持っていた「歩き方」に乗っていた安宿に行ってみることに。なんと一人一晩50ペソ!!高い!歩き方に乗っている情報は古く、今の価格とかけ離れているとは良く聞く話ですが…。それにしても高い…。ウスアイアは物資をブエノスアイレスから空輸しているそうで、物価が高いそうです←歩き方情報



3/23 待ち日 コモドロリバダビア

早朝6;00過ぎ14時間のバスを終えてコモドロリバダビアに到着しましたー。
明け方のバスの中から見る分にはずいぶん大きな町で、街灯が規則正しく並んだ、かなり大きな街。ブリタニカによると石油が出るそうで、潤っているのかもしれません。

早朝のため、ターミナルのバス会社の窓口はすべて閉まっています。今6時なので、開店まで(開店時間がいつかは分かりませんが)しばらく待つ必要がありそうです。9時にはほとんどのバス会社の窓口が開きましたが、それまでの間、物乞いのおばちゃんには集られるし、隣のベンチに座ってるおじいちゃんは咳きで呼吸困難になってそうだし、イロイロ大変でした(汗
ウスアイア行きのバスを扱っている会社の窓口も開いたので早速ブッキングに行きますが、330ペソ(およそ9000円)という高額に若干心が折れかけます(泣 ウスアイアまでのチケットは合計3枚。3回乗換えが必要なのか?リオガジェゴスというところで乗換えが必要なのですが、リバダビア→リオガジェゴスが8:15着時間なのに対して、リオガジェゴス→ウスアイアの出発時間8:00とは、コレ如何に? 窓口のお兄ちゃんに聞いてみたのですが、やっぱりスペイン語で分からない。かなり詳しく話してくれている様子ではあるのですが、分からない(泣 まぁ、多分大丈夫なのでしょうが…、不安です。 

バスの出発は夜22時。それまではターミナルで旅客の人間観察をしていました。
南米人(まだ、チリとアルゼンチンしか知りませんが)、非常に掃除好きです。ターミナルとかショッピングモールなどにいると、30分と空けずに箒をもった人が掃除にやってきます。
くるのですが…。
何だか全体的に綺麗じゃない…。 というか、小汚い…。
何ででしょうか…。
掃除の仕方に問題があるのでしょうか…。
モップで拭き掃除と掃き掃除を同時にしようとしているからなのでしょうか…。
リバダビアのターミナルでも例外ではなく、30分~1時間おきに掃除の係りの人がモップで床を掃除しているのですが、綺麗になっている気がしない(泣 そしてこの掃除に使う溶剤が灯油臭くてかなわない(泣

3/22 待ち日 バリロチェ→コモドロリバダビア

8:30、行動開始。朝食をとりに食堂へ行きます。受付のおばちゃんに「もう発つの?」と言われました。この宿は居心地がいいのですが、現金しか受け付けてもらえないので、現金を持っていない僕では長居できません(泣 食堂にロンプラがあったのでパタゴニアについてみてみると、トレッキングをするのが面白そうです!!

昨日買ったビスケットを食べて朝食を済ませ、準備を整えたら9:30.再びバスターミナルまで45分ほど歩きました。“勝手知ったるは…”で、距離感が分かっていれば早いものです。ターミナルでチケットを買います。とりあえずここからコモドロリバダビアという、アルゼンチンの東側まで行けば、大西洋沿岸の幹線道路に行き当たります。ここから大陸最南端の町ウスアイアを目指します!!ということで、バリロチェからリバダビアまでアルゼンチンを横断する形の14時間のバスの旅(笑

もうね、そろそろ、南米の長距離(時間)バス旅行にも慣れてきました(笑 先日あった方の話では、ブラジルから52時間バスに乗っていたそうです(!)


3/21 パタゴニアでの装備 バリロチェ散策 



今日はバリロチェで上着を調達するために、街を練り歩きたいのですが、今日はあまり天気がよくないため、11時くらいまでシャワーを浴びたりチャットをしたりしてすごしていました。

街に繰り出すと、天気は幾分回復しましたが、風が強いため体感温度は結構低く寒いです。ここから先、南に向かうつもりなので、安く防寒具を手に入れたいのですが、今日は日曜日のため、多くの店が閉まっていたり、変則的な開店時間だったりしてなかなか上手に買い物が出来ません。服屋、アウトドアショップが閉まっていたため、一度スーパーによって宿に戻ろうと思ったところ、シエスタのため、13:00~16:00閉店(汗 もー、お昼もまともに食えません…。

仕方ないので、宿に戻ってパンの余りとコンソメスープでお昼を済ませます。午後中はチャットや日記の電子化をしてすごし、18時再び街へ出てみました。すると今度は昼間しまっていたアウトドアショップや服屋も開いていて、割といいジャケットを安く手に入れることが出来ました。フリースの毛が長いもので、暖かいです。これで、ここからさき、パタゴニアの旅を乗り切ります。今後、暖かい土地に移動したとき、収納に困りそうな悪寒…。

スーパーも開いていたため、いろいろ食材を買って帰り、宿に戻って久々の自炊です♪ と、いっても手の込んだものは作れず、出来上がったものは、米に野菜を混ぜた“炊き込みご飯的な何か”。けど結構おいしかったです(笑

3/20“南米は絶対必要再確認” オソルノ→バリロチェ

昨夜、前歯破損の痛手と共に、もうひとつなえることが起きました。
部屋の侵入未遂です。
部屋の鍵が不調だったので不安もあって、ドアの前に荷物を立てかけておいたのですが、朝見ると荷物が倒れていました。自然に倒れるようなものでないため、ほぼ間違いなく夜間誰かが侵入を試みたと思われます。荷物を点検したところ盗難の形跡は無いのでひとまず安心。何だか他の宿泊客(若者)と顔をあわせたくなかったため、ひっそりしている間に宿を後にしました。

バスターミナルでは時間までベンチに座っていたのですが、コーヒー売りのおっちゃんがしつこくコーヒーを売りにくるので煩いです。

サンチャゴでの経験から、バスの時間が近づいたところで窓口のおばちゃんにバス停はここでいいのか再確認を怠りません(;´∀`)
“南米は絶対必要再確認”(笑

バスに乗る際、荷物引渡しのおっちゃんがチップを要求してきました。サンチャゴ、プエルトモントでは必要なかったのですが、どうもシステムがはっきりしません…。手前の女性の乗客は払いたくないとゴネていましたが、チップを渡さないと荷物の引換券をくれないので厄介です…。席について程なくして、バスは出発しました。改札をしてからスナックが配られます。南米に来てから長距離バスではスナックが何かしら出るので、ちょっとウレシイ♪今回はサンドイッチとお菓子ですた。

バスはアンデス山脈を5時間掛けて横断します。この山脈横断の最中、初の陸路での国境越えを経験しました。と、たいそうな言い方をしますが、飛行機での国境越えと大差ありません(汗 入国審査の紙を書いてパスポートと共に国境警察(?)に提出するだけです。こちらがスペイン語を話せないのを汲んでくれているかどうかは知りませんが、特に問答とかは無く、チリ出国。そしてしばらく行って同じくアルゼンチン入国。係官がスタンプを“ドン、ドン”と突いておしまいでした。

バリロチェに着くまでの道のりは山脈を越えるだけあり見ごたえがある…はずなのですが、残念ながら曇り空。山にも霧が掛かっていて絶景を拝むことが出来ませんでした。



バリロチェに着くと、すでに19時を回っていて、インフォメーションの係員はすでにいませんでしたが、カウンターにはアコモデーションのチラシがたくさん並んでいました。知らないおじさんと肩を並べて今夜の寝床を探します。アルゼンチンの為替相場を調べていないので、提示されている値段が日本円でいくらなのかぐらいか全然分かりません(汗 それでもチラシの中で一番安いバックパッカーズを探し出して、行ってみることにしました。ちなみに45アルゼンチンペソ。バリロチェのバスターミナルから市街地まで2Kmほどありましたが、アルゼンチンのお金を全く持っていなかったので、歩いて移動してみました。
バリロチェは坂道の町。尾道みたいです(笑 宿について聞いてみると(幸い英語が通じた♪)、幸い部屋は空いていたので、2日滞在することに。キッチンでは日本人が一人いて、受付のお兄ちゃんいわく、ナント広島県人(笑 意気投合して、2人で飲んだり食べたりして、久しぶりに日本語で会話しました。 この方は9ヶ月間中米から南米を渡り歩いているそうで、はじめの2週間はスペイン語の学校に通って、片言のスペイン語が使えるようになったそうです。なんにしても現地の人と意思疎通できるのはうらやましい…。



この日は他の人に誘われて、バーに飲みに行ったりして、帰ったのは午前3時。他の人に気を使いながらシャワーを浴びようと思ったのですが、すでにお湯が出ず…。どうしようもないので洗濯だけして寝ることにしました。

3/19 個人的に困難な状況発生 オソルノ

世界地図によるとプエルトモントから直接南下する幹線道路が無いので、今日はプエルトモントからオソルノを経由して、サンカルロスバリロチェ(以下、バリロチェ)まで行く予定です。

ターミナルではTURBUSの受付でチケットを購入。TURBUS社ではない他社のバスで、9:45発のオソルノ行きを勧められました。チリでは他社のバスであってもデータベースが同一らしく、どこの窓口で申し込んでも、共通のデータベースを使っているのか、効率よく捌かれます(汗 プエルトモンからオソルノ間は、クラシコというランクのバスに乗ります。セミカマほど立派ではありませんが、やはり足元は広々しています。オソルノまでは3時間ほどで到着。うつらうつらしていたら着いてしまいました。このオソルノには、プエルトモントに行く途中で一度バスが寄ったのでターミナルは良く覚えています。


宿代が惜しいため、ここは一足飛びにバリロチェまでいこうと、窓口を当たりますが、すでに明日の午後の便しかないとのこと。あきらめて宿探しを始めました。不案内な街を歩き回り、インフォメーションで宿を教えてもらいました。「今はハイシーズンの終わりなのでもしかしたら結構安いかも」といわれ、ワクワクしながら教えてもらった宿にたどり着いてみると、一泊40000ペソ(約8000円)!!!アホカ~!そんなに払えん! 数軒回ってみましたがやはりどの宿もそんな感じ。安宿が見つかりません。手元に情報が無いので、これ以上探し回るのも無駄に体力を消耗するだけなので、ここはもう割り切ってインターネットカフェで情報を集めることにしました。ネットや代金は1時間当たり400ペソ(80円くらい?) そこで知った事実は、オソルノに安宿はチョ~少ない、ということです(汗 それでも最も安い一泊10000ペソの一軒に行ってみようと、店を出ようとしたところで、店の親父から「寝床を探してるのか?」と聞かれました。探していると伝えると、「一泊15000ペソで泊めてやる」とのこと。今から行くところが10000ペソだからなぁ~と渋っていると、10000ペソにしてくれました。これから行くところに空きがあるかどうかも判りませんし、今夜はここでお世話になることにしました。

案内してくれた部屋に行くと、どうやら学生の寮のようで、若い連中がワラワラいました(汗



荷を解いて明日のバリロチェ行きのバスを申し込みます。国境を越えるためか、窓口ではパスポートの提示を要求されましたが、このスペイン語が分からずにまごまごしていると、隣の窓口にいた英語を話すオニーチャンが、「パスポートを出さないとチケットもらえないぜ」とおしえてくれました(汗 
宿への帰り道で、近所のマーケットで夕食の買い物をして帰りました。ここでいつもマーケットで目にしていた鳥の丸焼きがどうしても食べたくなったので、悩んだ末に購入。“一匹丸々は要らんでしょ”と思ったのですが、他のサイズで売られてなかったため、一匹かいました。およそ600円。他にも、米やジュースを買って。ワクワクしながら帰りました。
ヒャッハーヽ(`▽´)/

で、喜び勇んで鶏肉を食べ初めたところで事件発生。
ナント、二十年前に施術した前歯のインプラントが、鈍い音と共に折れました。

完全に外れてはいないのですが、グラグラになってしまいました(泣 こーれは困った。まさかここに来てコレまでなんとも無かった差し歯が折れるとは思っていなかったので、保険の特約にも入っていません(入っていても半額までしか保証されないそうですが…)。
んー、もう少し規約をよく読んでみるかぁ…。

3/18 魚市場に萎える プエルトモント







港町



朝、昨日買っておいたクッキーとジュースで朝食。今日は魚市場に行ってみるつもりです。
地図によると1時間ほど歩くと思うのですが、宿から1キロも離れていないところにそれっぽい市場発見(笑 大して大きくは無い魚の売り場面積を、フードコートが囲み、その周りをお土産で囲む形の観光地でした。サンチャゴの市場にあったような定食屋さんみたいなところで魚料理をつつきたかったのですが、ちょっとガッカリ。

観光地観光地した雰囲気にちょっと萎えたため、結局ここで魚介を食べることはしませんでした orz