1. いいね~

驚異の同じ町2連泊。1日の移動距離3Kmと、コレまでにない記録を打ち出しました(笑 こんなときは精神的に参ります。昨日は墓地の軒下に間借りしました。もう、雨風しのげて適度に安全なら、どこでもいい感じがしてきています(苦 しかし野外はどこでも同じですが、ものすごい数の蚊が襲ってきました。コレを防ぐためにタープをかぶって寝たのですが、コレがまた昨夜の水分を含んでいてベタベタ。けれど蚊に刺されるよりはマシ、と割り切り、頭からかぶって寝ます。何やってるんでしょうね全く。


明け方、夢を見ました。久々に父の夢です。亡くなる前に来ていた朝の服と、帽子をかぶり、杖を突いて片足を引きずるように歩いていました。夢の中で、父に車で学校に送ってもらい、「ここから先は自分で行きなさい」的なことを言われて、何か言葉を交わしたような気がしますが、よく覚えていません。大学院まで通わせてもらい、挙句に仕事やめて世界一周してるなんて、親不孝でしょうか…。ですよね…。

朝6時、墓地に別れを告げてヒッチ開始。しかし今日もHWに現れる車は見慣れた顔ぶればかり。もうこれ以上ここで時間を消費するわけにも行かないので、今日のヒッチは10:00までと決めていました。その結果やっぱり拾ってもらうことはできず、仕方ないのでテナントクリークからアリススプリングスまではバスで移動することを決心しました。今日予約して、乗車は明日の日中というパターン(つまり、ここでもう一泊)を覚悟して、グレイハウンドのバスセンターに向かいます。昨日の散策で看板は見えていたのでそこに向けて歩いたのですが、どうもカウンターが開いていない。というより、グレイハウンドのステッカーが張ってあるだけで、実はここ、電気屋さんじゃないの!?ということで、あわててあたりを見渡すも、それらしい表示が出ていない。

困ったときのインフォメーションセンター、ということで、町のインフォメーションを探しますが、コレがまた中心部から1.5Kmも離れてて、インフォメーション“センター”じゃないのかょと、思いつつ重いバッグを引きずって歩きましたょ1.5Km。しかも結構丘の上(滝汗 センター受付のおばちゃんに「かばん持ってここまで来たの!?」と、あきれられました。このセンターは、どうやら町の歴史資料館を兼ねているようです。テナントクリークという町はその昔、金が掘られていたそうです。このセンターで、バス停の位置やブッキングの仕方を教わり、挙句の果てにはまた町まで戻るのに、車で送ってもらったりしました。お世話になり通し(汗 結局、バスセンターは最初のステッカーが張ってあった場所から2~300mのところにありました。車で送ってくれたおいちゃんが、バスセンターのお姉さんにいきさつを話してくれたおかげで、ブッキングもスムーズ。有難やぁ~。この辺の対応は日本じゃちょっとない感じ。暇なのもあるんだろうけどね。バスの時間は午前3時20分(汗 こうなったら寝ずに待ちまっせ!

今日はもうひとつ気づいたことがあります。それは旅に出た理由。僕は僕の人生のネタがほしかったのだと思います。誰に話しても楽しめるネタが僕にはない。僕の周りの人はそれなりに酒の肴になる話をいろいろ持っているのに、僕にはそれがないことをここ5,6年感じていました。それを集めるために旅に出たのかもしれません。それと、僕はコレまでの人生で“本当に困った”経験をしたことがありません。なので、そんな状況で人に助けられたことが無いので、その有難さが分からず、逆に人に親切に接することができませんでしたし、その大切さも知りませんでした。しかし、現にオーストラリアではたくさんの人に助けてもらって、冒険もしたし、ありがたい経験もできました。これから先も、おそらくたくさんの人に助けてもらうことになると思います。コレで2週間なのですから、これから先、もっとたくさんの人のお世話になると思います。日本に帰るころには僕の性根も幾分まともになっていることと期待しています(笑

1 件のコメント:

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    やっとUPきたね。(笑
    インターネットの環境、悪いんだね。
    いい経験をしているようで、楽しく読ませてもらったよ。
    ここまで、野宿でいく過酷な旅をするとはワシは思ってなかったけどさ。
    本当に良いヒト達って沢山いるんだね~。

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