2/11 初ヒッチハイク!! パース→ジェラルトン

初ヒッチハイク!!
シャークベイを目指す手段として、バスを考えたのだが、しょっぱなで100ドル以上消費するのもどうかと思い、ここはひとつヒッチハイクのメッカということで、行ってみる?ヒッチ?

と、いうことで、旅費を節約するために、ちょービビリながら、やるかどうするか迷いながら歩いていると、PERTH郊外ギルドフォード通りまできてしまいました。ここまできて引き返すにも、荷物を引きずる手が疲れてしまったので、いまさら戻れません。ということで実行。やっぱりここに来ても、ぎりぎりにならないと決断できないのは変わってないようです…。

道端で親指を立てること10分くらいで、幹線道路の支流から手を振るおばちゃんが。“マジデカ”という思いとともに、おばちゃんの元へダッシュ。R1 GreatNorthanHWに行きたいことを伝え、スワンビレッジまで乗せてほしいこと、ブルズブリックまでなら、なお良いことを伝え、車に乗せてもらいました。おばちゃんの名前はバーブさん。バービードールのバーブだといっていました。車には元気なさそうな男の子。名前をカイラム君。4日前に手術をしたそうで、お疲れのご様子…。そんな子連れ歩いて大丈夫なのか?

ブルズブリックで降りると、そこはエアフォースの基地の目の前でした。通る車は軍関係の人ばかり。基地の正門前では埒が明かんと思い、少し北上したところで車が止まりやすそうな空き地の前まで移動して立つこと5分ほどで一台のワゴン車がとまりました。60Kmほど離れたところまでエアコン修理をしに行くというこのおじさん、クラインさんに拾ってもらいました。が、実はこのリフトで道を間違うことになりました。

どうやらGreatNothanHWに乗りっぱなしだと、シャークベイにはつかないようだ。
ということを、クラインさんにおろしてもらった後、知ることになるのです。

クラインさんにおろしてもらったところは、ビンドゥーンというところだと思うのですが、次にリフトしてくれたおじいさんによると、「この道ではシャークベイにはいけないょ」と、そっけなく言われてしまいました。「アレ?R1に乗ってればシャークベイに着くはずじゃぁ」と思ったのですが、どうやらGreatNorthanHWは途中までR1なのですが、途中で分かれるようで、クラインさんの車の道中、それに気づかなかったようです。

この間違いを教えてくれたおじいさん、どうやら、僕が本来行くべき横行の道へ、ルート営業するようで、ついでに乗せてってやるよというので、乗せてもらうことに。銀行を退職してアルコール販売の外回りをしているそうで、僕を乗せてからも、2件ほど営業周りにつき合わされました。ビールとか期待しましたが、もらえませんでした(笑 それから着いたところはモーラという町。ここから、本来のR1へ出るためバジンガラというところまで60Kmほどあるのですが、ここでの車が捕まらない。かなりの田舎町で、車の母数が少ない。20分ほどたっていたらパトカーが止まりました(汗 おまわりさん、今 要りませんから。


1.5時間ほどして、立っていた場所のすぐ近くにある小学校が終わったようで、父兄が迎えに来ていました。すると一組の父娘がこちらに近づいてきます。歩きですが。ま、興味があったんでしょうね。東洋人が田舎町で炎天下の中何時間も立ちんぼしてて(笑

風が強くてな

で、このお父さん曰く、「サインがあったほうがいいんじゃない?」と。確かに。けど、荷物になるんだよねー。と思いつつ、「あー、そうだよねー、けど持ってないのよー」というような話をして分かれました。で、30分ほどたったころでしょうか。なんとコノお父さんが、ダンボール切り取って、作って持ってきてくれました!!ウァーマジデカ。と。で、このボードの効果がテキメン。5分ほどで、バジンガラ行きのアボリジニの夫妻が拾ってくれました。チョー助かった。

で、2重の悲しい出来事が、このバジンガラで起きます。

喜び勇んでアボリジニに夫婦と別れ、R1 のHWに立っていると、ものすごく暑いのです。冬の日本から来たからなのか、もともと暑い場所なのか。日本のようにじめじめはしていないのですが、日差しが凶器のように刺さるのです。痛いのです。「あー、このままここに立ってたら絶対死んじゃうな」と思っていたら、1台のセダンが止まるではありませんか。車に向かって猛ダッシュですよ。

そしたらこの車、後ろの小窓が割られてて社内も荒れ放題。一瞬「大丈夫か?」との思いもよぎりましたが、ここまでいい人ばかりに当たってきたため、そんな本能の警告も無視されます。運転手の名前はクリス。聞くとモンキーマイア(シャークベイの名所)まで行くといいます。バジンガラからモンキーマイアまで600kmほどでしょうか。「ついてる!今日の日付中にモンキーマイアまでいける!」と思って同行させてもらうことにしました。でも、300Kmほど走ったころでしょうか、あたりは薄暗くなってきて、ジェラルトンという町に到着したころ、彼は今夜の宿を探し始めます。僕のほうは当てのないたびをしているので宿を決めておらず、ま、ここで1泊しても良いかなと思っていました。で、ある一軒のバックパッカー宿にて、クリスは受付に行き、「俺、ここに泊まるけど、お前どうする?」的なことを言います。ここでモンキーマイア行きの足を失いたくない僕としては、「あ、じゃぁ一緒で」と。今思うとヤラシイですね。当てにしてるのミエミエじゃないですか(汗 で、僕が受付をしているときに、クリスは店の親父と、2,3言言葉を交わし出て行ったきり、戻ってきませんでした。捨てられた?このバックパッカー宿は20ドルでした。日記を書きながら落ちるほど疲れていたので、設備等の探検はしていませんが、寝室から無線は通じませんでした。

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