2. Re:さっそく

昨日、脅威の18人部屋だったみたいです。
クリスは戻ってきていないようなので、捨てられたことを確信して、一人で行動開始です。が、R1へ通じる道がわかりません。宿の前でアワアワしていると、偶然通りがかったインフォメーションのおばちゃんが丁寧に教えてくれ、でっかいコピーまでもらえました。このジェラルトンという町では、旧道と新道が並行して走っているそうで、新道は人を乗り降りさせる場所がないということなので、僕は旧道を行くことにしました。が、この旧道は住宅街と直結なため、通る車はほとんどすべて地元の人。まったくHWとしては機能していないことに、5Kmほど歩いて気がつきます。で、あきらめて新道に出ると、本当に歩くスペースがない(汗 けどやります。 オーストラリアの道には、交差点がロータリーになっているところがあり、そこに来る車はスピードを落とさざるを得ません。なので、そのロータリーから出た直後の空き地に誘導するようにたってみました。ヒッチハイクも2日目ともなると、だんだん戦略的になります(笑


で、ものの2,3分立っていると1台の、トレーラーを引いている車が止まりました。例にたがわず、この車もボロイです。クラクションの蓋がありません。どうやって鳴らすんだろう。運転手はバーバラさん。見た感じおばあちゃんなので、「あー、近場かなぁ」と思いましたが、なんとジェラルトンからカナーヴォンまで、およそ700Kmほどを運転するといいます。ということで、シャークベイの入り口、オーバーランダーまで乗せてもらうことに。僕が立っていたところが普通じゃなかったのか「ナイストライ」といわれました。このおばさん、カナリご機嫌で、世界中に家を持っているらしい。で、荷台にはパキスタンに送る家財が乗っている言っていました。しかし、この道中、自動車の調子、というか、トレーラーの調子が悪いことに気づきます。多分ブレーキ系統だと思いますが、トレーラーにブレーキがかかり、エンジンに負荷がかかりすぎて、オーバーヒートしそうになるのです。おかげでほかの車が110Kmとか120Kmとかで走っているところを70~80Km。しかも時々休憩を入れつつだったので、オーバーランダーにつくころには夕方になっていて、バーバラさんは頭を抱えてました。

オーバーランダーは世界遺産、シャークベイの入り口でこの玄関口から、実際モンキーマイアまで、50Km位あります。ここには道の駅のほかには何にもありません。真夏の原野が広がっています。ものすごく暑いです。そしてものすごくたくさんハエがいます。ハエとの戦いは、体力を余計消耗します。早く慣れたい…。

1時間に3台の交通量という母数の悪さに苛立ちを覚え、オーバーランダーから10Kmほどのキャンプ場を目指し、歩き始めたところ15分ほど歩いたときに、夫婦に拾ってもらいました。




2 件のコメント:

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    波乱万丈だなぁ。

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    ��がおー。さん
    コメントサンキューでっす。
    実家を旅立って10日ほどですが、面白いネタ山積みです(笑 が、一緒の宿になった日本人のおいちゃんはもっと面白い経験をしてました。世の中上には上がいるものです…

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