3/2 老婦人との会話 アリススプリングス-クーバーペディ

アリスロッジを出発するころ、雨は上がって“良い天気”といえる天候になりました。ここで旅立たないで、いつ出るんでしょう(笑 ということで、身支度を整えチェックアウト。昨夜は突発的な不安でまったく眠ることができなかった。こんなこともあるんですね。

例によって街の郊外まで30分ほど歩きます。この途中、グレイハウンド(バス)の受付を見つけたので、最悪ここまで戻ってくれば、バスを取れることを確認。後の日程もあるので今日も昼までに車が捕まらなければバスにしようと決めてヒッチを開始します。はじめ、アリススプリングスとHWの交差点で立っていましたが場所が悪くなかなか止まってくれません。30分ほどしてから、場所を変えてみることにしました。HWにそって歩くと良い感じの場所を見つけたので、5分ほど立っていると、白人のおばあちゃんが泊まってくれた。コレまでの経験上、おばあちゃんでも侮れない。恐る恐る近づいてみると、さっきHWに沿って歩いているときにすれ違ったおばあちゃんです。すれ違うときには、増水した川の写真を撮っていました。すれ違いざまに、“このバアちゃん、ずいぶん良いカメラ持ってるなぁ”と思いながらすれ違ったので、印象に残っていました。そのおばあちゃん、名をグロリアさんといいアメリカ人。これから250Km離れたエアーズロックへ車で行くというので、分かれ道であるエルダンダまで、ご一緒させていただくことにしました。見たところ70近い、太ったおばぁちゃんですが侮れません。ナント、オーストラリアをレンタカーで4ヶ月旅しているそうです。聞くと、ライター&フォトグラファー。名刺をもらいました。話がゆっくりで非常にわかりやすかったです。若いころには自転車で旅していたそうです。旦那さんとはこの自転車がきっかけで知り合ったスペイン人だそうで、背が低くて薄げだけど、とてもハンサムなこと。旦那さんが亡くなってからは気ままな一人旅なこと。オーストラリアとアメリカの気候の違いなどを教えてくれました。グロリアさんは英語(ネイティブ)、フランス語(すんでいるところがカナダの近く)、スペイン語(旦那さんがスペイン人)、ドイツ語(親がドイツ人)を操れるそうで、とてもうらやましい。それだけ使えれば、世界中どこ言っても困らないだろうなぁ。ま、アジア圏はまたぜんぜん違うか…。グロリアさんの情報によると、テナントクリークは9日間、雨で道路が閉鎖されたらしい。それって、僕がテナントクリークを抜けたころに合致しませんか?うぁ~早く抜けててよかったぁー(汗

エルダンダの交差点でグロリアさんと別れ、昨日洗って乾かせなかった洗濯物を干していると、30分ほどで乾きました。と、いうくらいの天気の良さ(汗 昨日までのグズグズ、グダグダの天気は何だったんでしょう…。暑いです。



ここでしばらく立っていると、一機のヘリコプターがすぐ近くのロードハウスに着陸しました。急病人でも運ぶのかと思いきや、どうやら、エアーズロックのツアーのヘリコプターのようです。いろいろ考えますね…。ロードハウスでチョコバーを買って思うのは、ブルームからこっち、消費癖がついていることです。ぜんぜん制限できてません。食べると余計おなかが空くので、なるべく食べたくないのですが、変な習慣がついてしまったものです。ここで小1時間ほど待っていると、1台のカップルのワゴンが止まりました。聞けばアデレードに向けていくから途中まで乗せてくれるとのこと。昨夜の寝不足がここで出て、車中ではほとんど寝てました。道中、“なぜこんなところで!?”と思うところで3人のヒッチハイカーがいて、その人たちも拾ったため、車内は大混雑。 ま、混雑した車内は慣れてますからね、東京で(笑 今日の移動はクーバーペディまで。およそ1000Km ほど移動できた。アリススプリングスからアデレードまでおよそ3日のところ、もしかすると2日でいけるかもしれないところまでつれてきてもらいました。大感謝です。

クーパーペディはオパール採掘の町。だそうで、テナントクリークとは違い、現在も採掘が続いているようです。泊まった宿「Radeka Downunder」は、元採掘現場だったようで、洞窟をそのまま利用した構造。地下に部屋があります。気温が24~6度とほぼ一定だそうで、電気が消えたら全暗転します。

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