2/28 地球のへそで茶は沸くか エアーズロック カタジュタ

雨は上がり曇り空。公園を出たところでらくだに遭遇。野生のラクダが走っていました。曰く、サウジアラビアのラクダはオーストラリアから輸出しているそうな。

ウルル公園の近くのキャンプ場で朝食。1日目の食事が物足りなかったので、ここから先はタラフク食べるぞ!“食えるときに食う”(笑 食パンなんて薄切りだけど8枚くらい食べた。ここには電話があり、実家に電話します。呼び出し音はするのですが、つながりません。ダーウィンからこっち、電話を使える場面があれば実家にかけているのですが、つながらないので何かあったのではと心配になります。お手洗いから出るとすでにバスが動き始めています。あわてて飛び乗ったのですが、食事をした場所にジャケットを乾かしていることを思い出しました。忘れるとこだった。

今日は朝からカタジュタという、ウルル隣の岩山をトレッキングします。ウルルと違ってさまざまな岩山が点在する場所。オーストラリアの平原にボツンとあるので、遠くからでも良く見えます。ここはアボリジニの壁画の原料となる、色のついた石、というか、絵の具そのものが石になったようなものの集積でできています。カカドゥの壁画などはここの石が運ばれて書かれたようです。ダーウィンまで2000Kmも離れてるのに!?トレッキングは3時間ほどあり、岩山の間をすり抜けながら行きますが、どの山もデカイ!迫ってくるような感じを受けます。こりゃ信仰の対象になるわ。









トレッキングから戻ると、車中ではまた雨。車でウルル公園内にあるパーキングでランチ。サンドイッチを作りますが、大量のハエとの戦いです。簡単なハエよけの網でも掛ければいいのに…。

食後はウルルカルチャーセンターに移動。ここはウルルが間近に迫る良い撮影場所になりそうなのですが、撮影禁止ポイント。ウルルは信仰の対象ということで、撮影禁止ポイントがいくつかあります。カルチャーセンターではアボリシニの歴史や、ウルルとの関係、西洋人との関係などの資料が展示してあり勉強になりました。ちなみにセンター内も撮影禁止です。

ここにも公衆電話があったので実家に電話。ようやく母とコンタクトに成功しました。ここではじめて知ったのですが、次の大陸南米のチリで、巨大な地震があったそうです。現地に居なくて良かったと思うと同時に、これから向かう南米への不安が募ります。

一度公園の外に出て、オートキャンプ場にてシャワーを浴びた後、夕日に染まるウルルを見学するため再び公園内のウルル近くの高台に移動します。ここはウルルとカタジュタに挟まれたが所になります。生憎雲の多いコンディションで、“夕日に染まる”ウルルというのは見ることができませんでしたが、カタジュタのほうに沈む夕日に照らされる雲が非常にきれいに見えました。ここでは、学生らしき日本人数名のグループと遭遇しました。なんか最近、日本語に限らず若者のしゃべる言葉がけたたましく聞こえるようになってきました…。歳?ちょっと前の僕だったら、ビビってここまで来れなかっただろうなぁ。と思うと、ずいぶん図太くなりました(笑 度胸はついた感じがします。一人旅してホント良かった。





日没後は、高台パーキングで晩御飯。みんなが高台に上がっている間に、ガイドのトムさんが一人でこしらえてくれました(汗 ソフト麺が入ったトマトソース風の何か(笑 この後は公園外のオートキャンプ場で野営。ここでは大量のアリとの格闘になりました。このツアーの野営では“スワグ”と呼ばれる寝袋の外殻を貸与され、寝袋とともにそのスワグに入って寝ます。厚手の生地でできていて防水。アリの侵入を防ぐことができました(笑 

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